2010年7月30日金曜日

** WARNING ** No character mapping available.

** WARNING ** No character mapping available.
というエラーが出たときの対処

http://hirono-hideki.sblo.jp/article/33835511.html




文字コードをチェック。デフォルトなら euc-jpだけ。
emacs なら
Alt+X
set-buffer-file-coding system
euc-jp

で done.

2010年7月23日金曜日

FIR filtering using scipy

scipy の filter design functionの使い方メモ

scipy.signal.firwin を使えば LPF (low pass filter, 低域通過フィルタ) の係数が一発で求まる。
この係数を変形すれば、 HPF (High pass filter, 高域通過フィルタ)や
BPF (band pass filter, 帯域通過フィルタ) も求まる。


まずは音声ファイルを読み込む
import wave
import numpy
wavobj = wave.open( "test.wav" )
wav = numpy.fromstring( wavobj.readframes( wavobj.getnframes() ),
                                               numpy.int16)


次に LPF 係数を求める
import scipy.signal
N = 1024  # filter length
cutoff = 0.4

lpf = scipy.signal.firwin( N,  cutoff )


フィルタをかける
result = scipy.signal.lfilter( lpf,  1,  wav )


おしまい。



次はHPF への変換

hpf = -lpf
hpf[len(hpf)/2] += 1

おしまい。



BPFは、HPFとLPFを二回掛ければ良い。

result = scipy.signal.lfilter( lpf, 1, wav )
result = scipy.signal.lfilter( hpf, 1, result )



have a good dsp life!

2010年7月15日木曜日

空港の疑問50

基本的に空港マニアの空港話という印象。
でも、学会とかでよく空港をつかうので、楽しい。

全ページカラーで、写真も豊富で
ぼーっと読めて楽しかった。





2010年夏アニメ

とりあえず録画してる分

[新規]
あそびにいくヨ!
みつどもえ
生徒会役員共
BLACK LAGOON
屍鬼(未視聴)
ぬらりひょんの孫
スクール・オブ・ザ・デッド
黒執事Ⅱ

[継続]
けいおん
会長はメイド様
刀語


2010年7月11日日曜日

新書がベスト

このブログを始めたきっかけの本。
この本を読んだ直後にamazon で 7冊ぐらい本を買い込んで、
一週間ぐらいで読みきった程度には
僕に影響を与えた本。


この本の特筆すべき点は、その具体性。
新書を読むとなぜよいかという話もそこそこに、
とりあえずどうやれば良いかがかかれている。
具体的には次の3 ステップ

(1) 本棚を買え
(2) まず 10 冊新書を選ばずに買え
(3) 読みきれ

すると、自分が変わっているはずだ。
僕は、自分がどう変わったかを確認するために
ブログを始めてみた。


最後の新書をレーベルごとに紹介している部分も
それだけで本にしてよいんじゃないかと思った



日本の子供の自尊感情はなぜ低いのか

QOL (Quality of Life) という、生活の質を測定する基準の
子供用測定アンケートを作成した著者による、
現代の子供の現状を書いた本。

* QOL は、体の健康や家族、友達、学校などでよく過ごせているかを質問するもの。
* 自尊感情は、高すぎても低すぎてもよくないもので、
   適切なら自分を信じられるが、高すぎると他の人を見下すようなものらしい。
   きっちり定義はされていない。


結果は、小・中・高校とすべてQOL がヨーロッパ (子供用QOLの発祥)に比べて低かった。
また、親は子供のQOLを高く見積もる傾向がある。

これは、現在の授業が一斉形式で
(1) よくわかっている子には退屈、 (2) よくわかっていない子には劣等感を植え付ける
という弊害があるからだと筆者は行っている。

で、結局、親が子供に過剰な期待などをせず、
ありのままを受け入れるのが正しいはずだ
と行っている。


おもしろくは無かったが、
いつか親になったときにもう一回読んでもいいと思った。


なにより、最後にこの本が GCOE の一環だと知って、
ちょっと信用してしまった僕はミーハーだとおもった




ゾウの時間 ネズミの時間

サブタイトルにサイズの生物学とかかれているとおり
生物の体の大きさと、寿命などの性質について述べられている本。
この本の結論は、
体の大きさによらずに決まる、一般的な定数が存在する。
ということだった。

冒頭では、ゾウの寿命が長く、ネズミの寿命が短いのは、
実は一生の心臓の鼓動の回数は決まっていて、
寿命の差は心拍の早さが違うからだと言っている。

でも、ゾウとネズミの話ばかりしているわけではなく、
微生物や虫、サンゴなど、かなり広範な生物を取り上げて、
サイズの差による生物の戦略の違いを論じている。

たとえば、1 mm以下の生物 (細胞とか)では、
栄養は水中の拡散だけで放っておいても体中に広がるが、
サイズがもっと大きくなるとそれだけでは間に合わない。
したがって、循環器系が発達したはずだ。
とかが書かれていておもしろい。


ミスリーディングな結論を導いておいて、
「でも、実は、今の結論はこういう点でおかしい」
と、論理をひっくり返すところが散見され、
鵜呑みにしないように読んでほしい意図がうかがえる。



縦書きの文章で計算している箇所が多くところどころ
暗算でついていけない所があったが、
総じておもしろかった。



13歳からの法学部入門

哲学から法律の読み方まで、
法律にまつわることの基本的な仕組みを概説している本。
タイトルどおり、子供に話すように口語体でかかれているが、
むしろこの方が論理がすっきりして読みやすい。

死刑制度のような、論争になりやすいこともかかれているが、
反対・賛成ともに論理的な理由をつけて説明しており、
判断の助けになりそう

何より法律の読み方がちょっとわかって楽しい。


これもあたり。








2010年7月6日火曜日

日本人の英語

アメリカ人の著者が、日本人の英語について、日本語で説明した本。
もとは『科学』の連載だったらしく、短編集的になっている。
a/the や 単数/複数 の使い分けの解説や、前置詞の説明などがされている。


前置詞の説明なんかは、他の本と対して変わらないが、
a/the や 単数/複数 の使い分けの解説がすばらしかった。
これだけを読むために700円ぐらい払ってもいいと思う。

もちろん他の解説も例文を含めていてとてもわかりやすい。

久々の当たりを引いた感じ





2010年7月4日日曜日

アカデミア・サバイバル

博士を取ってアカデミア(=大学教員など)に残りたい人のための指南本

1章は、博士の現状とか、大学の人事 (の一例)が述べられていたりして
まだ客観的だった。
また、論文にストーリーが無いといけないというのはその通りで、
やや共感した。

ほかにも、ほめるのが大事とか言うのは共感できて、
「~だからだめ」という指摘じゃなくて
「こうするともっと~になる」という指摘の方が明らかに建設的だと思う。



ただ、結局最後に行き着くサバイバル術が「論文を書きすぎない」とか「成果はほどほどに」とか
研究者の姿勢として疑問に思うような術ばっかりだった。
まあ、懇親会に行った方がいいとかはわからなくはないけれども。

こんなのに従ってポストを得る人ばっかりだったら
日本の研究者の質は下がってしまうと思った。
何よりこんな事考えて研究しても楽しくない。




漢字

漢字の本がいろいろでている白川静のうちの一冊。
いろんな漢字の起源がかなり詳しく紹介されているし、
歴史も詳しいのでおもしろい。

ただし、大変読みにくい。理由を考えてみると
(1) 説明なしで未知語がでてくる。
聞いたことない文字の名前とか、当時の刑罰の名前とかが
知ってて当然みたいな感じで書かれているので
結局ずっと漢字において行かれてる感じだった。

(2) 文章の構造がよくわからん
最初に「漢字の特徴のうち、本書ではこれとこれについて述べる」みたいな、
オーバービューを先に書いてほしい。
これが無いために、著者の言葉を予測しながら読めないから、
とても疲れる。


ほかの白川静の本はもっと読みやすいんだろうか。




女は男の指を見る

動物(サル、トリなど)の生殖行動の研究を紹介し、
人のそれと比較している本。

研究紹介の割に文献情報が無かったり、
暗に主観なのか調査結果なのかわからないことが織り交ぜられていたりして
あんま論理的な感じはしなかった。


とはいえ、広範な動物について触れているので
その手の雑学は学べる。
し、飲み会とかでちょっとしゃべるネタにはいいのかもしれない。










課長のスキル


課長のスキルを読んだ。

本書の目的は、課長=チームリーダーが直面する問題に対して
(1) 問題
(2) 解決策
を述べている、ノウハウ集。
記述はショートショートの物語風になっている。
ガントチャートとか認知的不協和とかを実際にどうビジネスに使うかが書かれている。

結局最初から最後まで著者の自慢話感が抜けることはなかったが、
まあそういうのもありなんだろう。




本リスト

読んだ本
課長のスキル
親書がベスト
空港の疑問50
アカデミア・サバイバル
日本の子供の自尊感情はなぜ低いのか
女は男の指を見る
漢字
ゾウの時間ネズミの時間