子供用測定アンケートを作成した著者による、
現代の子供の現状を書いた本。
* QOL は、体の健康や家族、友達、学校などでよく過ごせているかを質問するもの。
* 自尊感情は、高すぎても低すぎてもよくないもので、
適切なら自分を信じられるが、高すぎると他の人を見下すようなものらしい。
きっちり定義はされていない。
結果は、小・中・高校とすべてQOL がヨーロッパ (子供用QOLの発祥)に比べて低かった。
また、親は子供のQOLを高く見積もる傾向がある。
これは、現在の授業が一斉形式で
(1) よくわかっている子には退屈、 (2) よくわかっていない子には劣等感を植え付ける
という弊害があるからだと筆者は行っている。
で、結局、親が子供に過剰な期待などをせず、
ありのままを受け入れるのが正しいはずだ
と行っている。
おもしろくは無かったが、
いつか親になったときにもう一回読んでもいいと思った。
なにより、最後にこの本が GCOE の一環だと知って、
ちょっと信用してしまった僕はミーハーだとおもった
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