2010年8月23日月曜日

法律の世界地図

世界史を法律の観点からまとめた本。

ローマ法までの第一章、
ヨーロッパの法律をまとめた第二章、
イスラムの法律の歴史がわかる第三章、
アメリカを含む現代の法律がわかる第四章、
法律雑学の第五章

で構成される。


1-2章は半分知ってて、半分しらないという感じで読みやすかった。
たとえばある主君がどんな法律を作ったかがわかると、
その人の思想までわかってなかなか面白い。
3章は、まったく知らなかったのでよかった。
イスラム法の成り立ち=ムハンマドから解説されているのでよい。
ファトワーという、学者の声明が大きな影響を持つらしい。

後は雑多な法律ネタで、雑学としておもしろかった。



何より重要なのは3章で、イスラム法の歴史から
現代の行動原理までがよくわかった。




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